なかなか治らない手荒れに悩む方にも、手をもっと大事にケアしたい方にも知って欲しい、【意外と知られていないしっとりキレイな手肌のためにできること】

なかなか治らない手荒れに悩む方にも、手をもっと大事にケアしたい方にも知って欲しい、【意外と知られていないしっとりキレイな手肌のためにできること】

ネイルをしていても、していなくても、女性でも、男性でも、手元が指先までしっとりキレイに手入れされていると、清潔感が感じられ、好印象ですよね。
反対に、他をどんなにキレイにしていても手がいつもガサガサだったり、逆剥けだらけだと少し清潔感がなく、だらしなく感じられるかもしれません。
意外と見られている部分だからこそ、しっかり手入れをして自信をもって人に見せられる手指でいたいですね。

しかし、よく使う手だからこそ、なかなか治らない手荒れや、乾燥に悩んでいる人も多いのが事実です。
毎日の仕事や家事で酷使する手を少しでも労り、ダメージを与えないようにするために日頃から気を付けておきたいポイントをおさえておきましょう。
今回は、しっとりキレイな手肌のためにできることをハンドケア以外の部分も紹介していくので、日々の生活の中で少しずつでも意識して取り入れていきましょう。
なかなか治らない手荒れや乾燥に悩んでいる方はもちろん、手肌の印象をワンランク上げたいと考えている方も日頃のケアにプラスして取り組むとより良い、一度試す価値ありのものばかりです。初めは面倒に感じる項目もあるかもしれませんが、実践し続けることでより効果が期待できるでしょう。できることから少しずつでも習慣化できるよう取り組んでみてはいかがでしょうか。

それでも手荒れが治らない場合には皮膚科を受診しましょう。
特に強いかゆみ、皮膚のめくれ、水ぶくれがある場合は、早めに受診して、適切な治療を受けてください。放置すると、症状が悪化する可能性もあります。

水仕事や掃除のとき

一番気を付けたいのは水仕事のときです。

知っている方も多いとは思いますが、水仕事はゴム手袋をすると良いです。食器洗いはもちろんですが、お風呂や洗面のお掃除の際もゴム手袋を使うとより良いです。

しかし、ゴム手袋が苦手な方や面倒な方も多いと思います。私もはじめはゴム手袋を使う習慣がなく、つけて家事をする感覚も苦手だったのですが、様々なゴム手袋を試してみると、しっくりくるゴム手袋が見つかり、つけることに抵抗はなくなりました。いま苦手だと思っている方も、自分に合うゴム手袋を探すつもりで何種類か試してみる事からはじめるといいかもしれません。また、苦手ではないけれど、つけるのを忘れてしまったり、面倒に感じる方もいると思います。目につく場所に置き、手に取りやすくなるよう工夫してみましょう。このように、ゴム手袋に慣れることが一番ですが、それでもどうしても無理そうな場合は、他のことで少し工夫しましょう。

まず、熱いお湯で食器洗い等しないことは一番重要です。熱いお湯を使うと皮膚の油分まで落としてしまって、一気に乾燥してしまいますので、ぬるま湯かお水が良いでしょう。しかし、あまりに冷たすぎるお水の場合、角質のターンオーバーに悪い影響を引き起こして、ひび割れの原因になることもあります。冬場はぬるま湯を使うよう心掛けましょう。

他にも食器洗いの際は、一度洗剤を入れた水に汚れたお皿を浸けて汚れを浮かしてから洗ったり、食器洗浄機を使うなどして食器洗いの頻度や負担を減らす工夫をしてみましょう。洗剤や水に触れる時間が短くなるよう意識しましょう。

洗剤についても、肌に刺激の少ない洗剤を使うことや洗剤を薄めて使うことで少し肌への負担は減らすことができます。洗剤に含まれている油汚れを落とす成分は、皮膚の油分まで落としてしまいます。洗浄成分が肌に吸着しにくいものや、食器洗い後の手肌の水分減少を抑えてくれるもの、植物由来のものなど、少しでも肌にやさしいものを選ぶようにしましょう。

その他の掃除の際もゴム手袋や木綿手袋をすると洗剤や摩擦によるダメージを防ぐことができます。大掃除でもない限り、なかなか手袋をして掃除をする感覚はないかもしれませんが、水を使う掃除はもちろん、摩擦も乾燥の原因になるので、意識してみましょう。

入浴や手洗いのとき

入浴や手を洗うときも気を付けられることがあります。シャンプーやボディーソープ、ハンドソープなど低刺激性のものを選ぶことで、手肌への負担を減らすことができます。家事で使う洗剤とは違って必ずと言っていいほど直接触れるものになるので、刺激の少ないものを選びましょう。

また、ハンドソープ、ボディーソープは泡タイプで手肌に刺激の少ないものを選ぶとより良いでしょう。キレイにすることは大切ですが、必要以上に刺激を与えたり、皮膚の油分を取ってしまうと乾燥や手荒れを招いてしまいます。手肌への負担にならないよう、日々使うものをまず見直すと良いでしょう。

手を洗い終わった際は、手指に水気が残らないように必ずしっかり拭き取ることを意識しましょう。自然乾燥させたり、手に水分が残っている状態でいると、その水分が蒸発するのと同時に手肌からも水分が一緒に蒸発し、余計に乾燥を引き起こしてしまうと言われています。ハンカチ等をいつも持ち歩いて、手を洗った後はしっかりハンカチで拭き取るようにしましょう。

また、入浴のときは保湿成分の入った入浴剤を入れて入浴すると手肌にも浸透するので、効果が期待できます。体のためだけではなく、手肌のためにもゆっくり湯船につかると良いですね。

お洗濯のとき

お洗濯の時も意外と手肌には負担がかかっています。

洗濯洗剤や柔軟剤を肌に優しいものにすることや、洗濯物を干す時にゴム手袋をすると少しでも負担を減らすことができます。

洗濯に使用する洗剤も、汚れや皮脂を落とすものなので手肌へは刺激になってしまいます。手肌に優しいものが安心です。

また、洗濯を干す時は水仕事と同様に水に触れている状態になり、手は濡れたり乾いたりを繰り返しています。手が直接水に触れるわけではないので、あまり意識していない方も多いですが、洗濯する際の、濡れた洗濯物に触れる工程で手荒れを引き起こすことがあります。

さらに、しっかりすすいだつもりでも、洗い終わった洗濯物には洗剤や柔軟剤が残っていることが多くあります。洗剤や柔軟剤が洗濯物に残っていると、主成分である合成界面活性剤の作用によって皮膚から油分が奪われ、手が荒れやすくなることが考えられます。洗浄力重視の洗剤には合成界面活性剤が高濃度で含まれているものが多いです。肌に優しい石鹸や洗剤、柔軟剤を使い、十分な水量で 2回以上のすすぎをすることが重要です。

水仕事であること、洗剤の成分が付着している恐れがあること、衣服と手の摩擦があることを考えても、ゴム手袋で刺激を防ぐことが大切です。

また、取り込んだり畳んだりするときも、乾いた洗濯物に手の油分や水分を奪われやすく摩擦による負担も考えられるので、前後で保湿するよう心掛けましょう。

ハンドケアのとき

ハンドケアには既に気を遣っている人も多いとは思いますが、更に効果的になる点も含めて説明します。

水仕事のあとや、手を洗ったあと、入浴後は、時間をおかずになるべく早くハンドクリームを塗ることを意識すると良いです。トイレや洗面所にハンドクリームを置いておくと、ケアするハードルも下がり、塗り忘れも防ぐことができるでしょう。手洗いした後に毎回塗るのがベストなので、手軽に使えるものが良いと思います。また、ハンドクリームは塗る量が少ないと、あまり効果が期待できないことがあるので、たっぷり塗るのが良いでしょう。

しかし、日中は家事やパソコンでの仕事など、ハンドクリームのベタつきが気になる方もいると思います。その場合は、日中は使用感が軽めのさらっとしたもの、就寝前には高保湿なものと使い分けるのがおすすめです。さらに、夜寝るときは、保湿に加えてシルクか木綿の手袋をすると眠っている間に上質なケアができるでしょう。

一手間かけられるときはハンドクリームの前に化粧水をつけると、より浸透力がアップしますし、マッサージをしながらハンドクリームを肌によくなじませるように塗るとより効果的です。

手のクレンジングやスクラブを週1〜2回して古い角質をとることでケア成分の浸透力もアップし、更に手肌のトーンアップにも繋がります。あまりこすりすぎず、不要な角質のみをオフできるような優しいものを使用するのがおすすめです。

手肌は人目にもつきやすく、年齢サインが現れやすいパーツです。しっかりケアして、若々しくしっとりきれいな状態をキープしたいですね。

kasumi

堺市・三国ヶ丘ネイルサロン Bijou

kasumi

ネイリスト歴5年
Bijouネイリスト

大学卒業後、他業種に4年半勤務。
ネイルを学ぶため退職。
資格取得後ネイルサロンBijouにネイリストとして勤務。
2児のママネイリスト。

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